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ノーム・チョムスキーさんの講演会に行ってきました⑨

2011年04月25日

揺らぎがあるから、見えてくる真ん中
  

帰国してすぐ参加した3月7日(月)の東京本部のワークショップや、

一緒に行った仲間との会。とっても楽しかった。

みんなとシェアすることが次なる発見を生む。

これは真理だ!

なんでも言葉にしていく事が新しい扉を開く。

言葉は出会いを招き入れる。


本部のワークショップ報告会でグループに分かれて話していた時。

私が、チョムスキーさんの切り口で私にとって

新鮮(。。というか意外)と感じた事を話してみた。

「『あかちゃんを取り巻く言葉の環境は、データーとしては、

 量は不充分、質も不均等』っていう

 チョムスキーさんの環境の捕らえ方意外だった。

 私は、環境は、豊かで充分何でもあると思っていたので。。」

と。。

すると、同じグループにいたあんぷくちゃんがぽつんと言った。

「でも、それが豊かってことじゃないかなぁ~」

って・・

「そうかぁ~」って言ったものの。。

なんだかわかるようなわからないような思いが残った。

「不充分が豊か?」

そして考えた。

あかちゃんを取り巻く言葉たちってどう?

まさに、いろいろ、まちまち、種々雑多、時には容赦なく、

時には文法的に正しいと言えないはちゃめちゃな言い回しもあり、

赤ちゃん言葉(私なんか莉子に向かうときはなぜかほとんどそうだ!

でもなぜ??この私達の中から引き出される「赤ちゃん言葉」って何?

これもまだよく分からない事の一つです。)

もたくさん。

そして確かにこの環境のなかに充分にすべてがあるとは考えにくい。

でも赤ちゃんは、話せて行く。

それは、UGを生まれながらにして持っているから。

ちゃんと知ってるんだと思う。

何が言葉をうみだすか、何が一番大事か。

この揺らぐ環境のなかで自分もすこしずつ揺らぎながら、

真ん中を見つけて行くんだと思う。

そして、真ん中を見つける力が新しく生み出していく力を呼ぶ。

だから環境が不充分でもちっとも困らない。

丁度 私達が、ひっぽでCDの中にない表現も

無限に言葉にしていけるように。。

 ヒッポは不親切って言われる。

何を質問しても

「自分で見つけるのよ。。」

って返ってくる。

言葉の意味は言うに及ばず、

聞き方、言葉を捉えるコツ。。etc。。

「とにかく聞くのよ。」

「とにかく口に出すのよ。」

って不親切!!

でも、そう思うのは、読みが浅いのだ。

自然に見つかってくるプロセスはどんなカリキュラムや指導にも勝る!

自分で見つけることでその先が広がっていく。

足腰の強いヒッポ(自然習得)になる。

もう一つ、ヒッポのCDには、意図がない。

だただた面白かったり、楽しかったりする物語、なんと方言も楽しめる。

useful expressionを入れ込もうとか、

すべてのsituationを考えて物語を構成しようとか

そんな安っぽい気配りはしない。

だから反対に豊かなんだ。

内容の面白さに惹かれて聞いているうちに、

その中でことばの秩序をみつけ自分を表現する事を充分見つけていける。

本当の豊かさは、自然の中に、ヒッポの中に、

赤ちゃんを取り巻く環境の中にあった。

反対の環境をちょこっと想像してみた。

すべてsituationにあわせての言い回しが親切丁寧に与えられる。

「こういう時はこう言うんですよ。」

「この場合はこういう表現しましょ。。」

って具合に。

そして、聞こえてくるのは文法的に正当な文章のみ。

発音も一ミリもたがわず正統な発音。

揺らぎ一切なし!

「それ以外は聞いちゃいけませんよ。

間違った事を覚えたらどうするの?方言?とんでもない。」

ってすべてが正しく、正確に与えられる場。

どう?そう!!

「息がつまりそうじゃ。これじゃ人間らしく振舞えん。窮屈じゃろ!」

ふと、それが、語学教室のカリキュラムと重なった

「あなたには見つける力なんかないんだから、

なんでも全部教えてあげる。これに従って話しなさい。」

というとってもしんせつーーっな環境。

すべて余計なお世話だ。

人間ってのはもっと凄いんだ!

ヒッポの活動そのものも揺らぎながら見つけてきた。

榊原さんは、

「揺らぎなさい。思いっきり」

ってこの環境だけを私達にくれた。

「こうしなさい。」

って一度も言われた事はなかった。

私達がこの多言語の環境で人間として振る舞い、

何を見つけるかを自然科学的な目で見抜き、

その秩序を見つけ時々お話してくださった。

「自然はこうなってますよ。」

って。

そうやってみんなで見つけて来た。

体験が

「これが自然。これが人間らしい」

と教えてくれた。

CDを聞きつつ、歌いながら、イメージを取り込みながら、

みんなと共有しながら音も、

意味も揺らぎの中で見つけて行く、揺らぐから意味も音も全体(揺らぎ)

を含んで見つかってくる。

揺らぎは、豊かさ!

(続く・・・)

<くにこ>
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プロフィール

ゆうゆ

Author:ゆうゆ
「7カ国語で話そう!」のキャッチフレーズでおなじみのヒッポファミリークラブです。

環境があれば、ひとは誰でも何歳からでも何ヶ国語でも話せるようになります。
生まれながらにして、ひとはそういう能力を持っているからです。

私たちは赤ちゃんが自分のまわりの環境の中から
音(ことば)をとりこみ、
母語を話せるようになってゆくやり方(自然習得)で、

複数の外国語を同時に習得しながら

それを生かした国際交流をおこなっています。

今までの文法や単語を勉強する方法とは違って

自然習得だから英語もラクちん!

自然習得だから、「同時に複数の外国語」でも
苦労することがありません。

私たちのふだんの活動の様子をぜひ、覗いていってください。

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